せんべいの縁の部分をせんべいの「みみ」と呼びます。おつゆせんべいには、「みみ付き」と「みみなし」がありますが、煮込んだときの食感などで違いがあります。
みみ付きは、いわゆるせんべいの本体部分とは厚さが違うため、本体部分が煮えても、まだ硬さが残ってしまいます。地元では、この状態を「シナい」という言葉で表現しますが、噛み切りにくい感じといえばわかっていただけるでしょうか?
一方のみみなしは均一に煮えるので、比較的簡単に調理できます。せんべい汁通の中には、「みみ付きの方が旨い」という声も多く、「みみなし」はどちらかといえば初心者向きと言えるかもしれませんね。