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💭「せんべい汁」と「せんべいかやき」そして懐の深いヤツ
初めからせんべい汁の食材を用意して調理する「八戸せんべい汁」の他に、肉や魚、野菜等の鍋料理を普通に作り、具が少なくなった頃あいを見て「おつゆせんべい」を入れ、様々な具から出た美味しいダシでせんべいを煮込んで食べることもあります。
いわゆる「鍋の〆」ですが、普通はご飯やうどんを入れるところを、八戸地方ではせんべいで〆る場合もあるのです。
この食べ方を八戸地方の一部地域では「せんべいかやき」と呼びます。
寄せ鍋やすき焼き、馬肉鍋、最近ではキムチ鍋に豆乳鍋等も、ダシに味が付いていればほとんどの鍋料理にせんべいが合います。
おつゆせんべいは、薄い塩味だけであまり自己主張はしないけど、どんなダシでもギュッと吸い込んでアルデンテに仕上げる、そんな懐の深いヤツなんです。
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